いしだたかこの日々のつれづれや、メッセージを軽い読み物にしました。
いしだたかこはカウンセラーとして、普段から大勢の人とお話しをしています。
一人一人に大切な人生があり、その人生と向き合うお仕事をさせていただいているのですから、「目の前の人のために、この機会に、今できる全てを伝えよう」と心がけています。
出会う人は自分の合わせ鏡、自分が良くなければ出会う人も良くないし、自分が正しければ出会う人も正しい人が多いんですよね。
以前、世界各国を一人旅していた頃、新しい国や街に入って最初に出会う人がいい人だと、その国や街での滞在がとても楽しく充実して過ごすことができました。
反対に最初に出会った人がよくなかったりすると、やはり楽しくない滞在になりました。
これはその地域の特性もあるのでしょうが、自分の気持ちの持ちようにも左右されるのでしょうね。
この法則に気づいてからは、初対面や初体験に臨むときは、努めて機嫌よくするようにしました。
せっかくの人生だから、良い人との出会いを多くしていきたいものです。
そのために、自分を客観的に見る目を持ち、自分なりにできる精一杯のことをしていくつもりです。
皆様、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
結婚生活や離婚に悩んでいる方、どうぞお気楽にお問合せ下さい。
これから結婚生活を始める方に対してのアドバイスです。
生まれも育ちも考え方も異なる赤の他人が、夫婦として、家族として一緒に生活していくことは、考えてみればとても大変なことですよね。
ホントにこの人とやっていけるのか、「結婚」に踏み切る前に試してみようと、同棲からスタートされる方もいらっしゃると思います。
確かに、バツイチ同士の場合、このお試し婚はメリット大です。
結婚生活や配偶者との付き合い方などはある程度心得ているし、過大な理想を持たずに現実的な観点から相手と自分を観察することができます。
実際、以前のパートナーとの間に子供がいる場合は、改姓や養子縁組の問題もゆっくり考えることもできます。
でも、これが初婚者同士なら話は別ですヨ!
結婚にはナントいっても勢いと覚悟が必要です。
「これからこの相手と一緒に人生を歩んでいくんだ」という自覚がなければ、夫婦の壁にぶつかったとき「逃げ出す」ことが選択肢のひとつになってしまいます。
一緒に解決していったり、ちゃんと向き合うことから避けていれば、当然夫婦としての成長はなく、離婚の確率がうんと高まります。
ですから初婚者同士の場合はお試し婚はすすめできないし、お試し婚をするなら同棲期間を区切ることをお勧めします。
結婚に際して特に支障もなく、双方の家族からの祝福も得られているのに、相手が「まず一緒に生活して、そのうち(あるいは子供ができたりしたら)婚姻届を出したらいいじゃないか」という人がいます。
しかし、最初から逃げ道を用意しておくというのでは、この先が少々不安です。
お試し婚でうまくいけば、「ずっとこの(同棲)ままでいいじゃないか」ということになります。
そしてうまくいかなかったら「結婚してたわけじゃないんだし・・・」と、別れるのが早くなるだけです。
結婚はお互いの人生に責任を持つということでもあります。
責任を持てない人とでは、いくら長くお付き合いしたところで幸せを分かち合うことはできないでしょう。
初婚の人は、まず相手選びを間違えないことが、離婚を防ぐ大きなポイントです。
それでも「自分は今、お試し婚で生活している!」という方は、これからパートナーと向き合って行くようにしましょうね。
離婚を考える際に直面する大きな問題の一つに、子供にどう伝えるか、どう接するか、ということがあげられると思います。
夫婦は家族の最小単位、夫婦の仲が壊れてしまっては、家族として機能しなくなってしまいます。
たとえ子供でも親の結婚生活に口出しはできません。
ただ親の出した結論を受け入れるだけです。
子供のために結婚生活をガマンして続ける人・・・・
子供のために離婚を選ぶ人・・・・
どちらが正しくて、どちらが間違っているとは言えません。
親が結婚の継続あるいは離婚を選んだのならば、自信を持ってその後の生活をスタートさせて欲しいと思います。
口でなんと言おうとも、子供は「お母さん」が大好きなのです。
そのお母さんを苦しめるのが「お父さん」なら、子供はお父さんに抵抗します。
その抵抗の矛先として、しっかりしないお母さんを攻めることもあります。
逆にお母さんがお父さんを苦しめているのなら、尊敬できないお母さんを嫌悪します。
苦しんでいるお父さんに同情はするものの、お母さんに対する絶対的な愛情というよりは、冷静で客観的な視点でお父さんを見ています。
離婚後、子供を母親が引き取ることが多いのですが、母親は自分の選択に自信を持ち、「幸せになってやる!」と自分に誓って下さい。
子供は親の自信を支えに「両親の離婚」という事実を乗り越えていけるのです。