2025年4月13日、正午から大阪でブルーインパルスの展示飛行が予定されていましたが、天候・視界不良のため、飛行中止になりました。
キ・セ・キ相談室の近くにライオン橋(難波橋)があり、そこから大阪城上空を飛行する様子が見られるだろうと、いしだは張り切ってスタンバイしていました。
あいにくの雨模様で、傘を差しながら今か今かと待っていたら、見知らぬご婦人に声を掛けられました。
「違っていたらごめんなさいね」と前置きをされ、
「もしブルーインパルスを見に来られたのなら、中止になったそうです。」
とXの情報を丁寧に教えてくださいました。
いしだ以外にも何人かブルー待ちと思しき人がいたのですが、そのご婦人はいしだにだけ声をかけて去って行かれました。
「展示飛行を見るぞ~」といういしだの心の声がよほどダダ洩れだったのでしょうか。
中止は残念ですが、安全第一ですから仕方ありません。
ところが!
天はいしだを見放しませんでした。
午後に官公庁のある法円坂(谷町四丁目)あたりを通ったとき、目の前に、タクシーから降りてきた数名の男性とすれ違いました。
階級章が沢山ついた、上官とわかる制服を身にまとい、手にはJSDFの文字が入ったファイルを持っています。
彼らはきびきびと隙の無い歩き方で、一目でただ者ではないオーラが出ており思わず視線が釘付けになりました。
まるで俳優さんの映画撮影現場ではないかと思うくらいに、身のこなしが洗練されているのです。
今日のブルーインパルス関連の人たちかどうかは分かりませんが、任務中の自衛官の姿を間近で見られたのは僥倖でした。
よく訓練され、普段から緊張感を持って過ごしている人は、道を歩くという動作一つからして一般人と違うのだなぁと感心しました。
体幹が鍛えられているから姿勢がよく、美しい所作につながるのでしょうね。
早速見習いたいものです!