いしだたかこの人生は失敗の連続でした。
高校卒業後は専門学校に行きたかったのですが、親の反対で断念しました。
朝の出勤時間が他社より15分遅いという理由で就職した証券会社ではやりがいを見出せず、6年ほどで退職しました。
胸膨らませて旅立った海外一人旅は、放浪7ヶ月目に親の発病で帰国することになりました。
帰国後、手に職をつけようと取得した医療系の資格では、働いても最低賃金しか得られず旅行会社に転職しました。
住宅ローンを組んで2年目に、ウィルス性の流行病で勤務先からリストラされました。
あまり深く考えずに結婚した相手(夫)は悪い癖があり、警察に逮捕されたことをきっかけに離婚しました。
キ・セ・キ相談室の立ち上げの際、ホームページを市販のソフトを使って作っていたのですが、自作ではダサくて3年後に業務支援会社のソフトに乗り舞えました。
カウンセリングルームを開設したばかりの頃、ビルの備品を勝手に利用してしまい注意を受けました。
昨年出版した本「見逃してはいない?離婚のサイン」はベストセラーになっていません。
昨年開催したセミナーでは、参加者はキャンセル待ちになりませんでした。
これまでの人生を思い起こしたら、出るわ出るわ失敗の数々。
よく考えたら、目標を持って何か行動を起こしたときに、得られる「成功」や「ゴール」って一つなんですよね。
でも問題はいろいろな段階で発生するし、想定外の事態が起こって中断したり、変更せざるを得なくなるから、失敗の可能性は無数に存在する。
世の中一発で成功を得られるほど甘くはないので、成功には失敗我付き物。
しかもいしだたかこは身を以ってやってみるタイプ。
だから必然的に行動するたびに失敗にぶつかる。
じゃあ失敗を嫌がって行動するのをやめるかと言われてもそれは出来ない。
そうか、私は常に失敗をし続けるヒトなのだ。
失敗で失うものよりも、得られるもののほうが大きければ、失敗もまた貴重な体験。
よし、これからもどんどん失敗してやろうじゃありませんか。
2016年 新年の誓いにかえて。