日本一、世界一有名な日本人通訳者が違法賭博で大きなニュースになっています。
賭博による負債額も多く、一説には彼はギャンブル依存症とも言われています。
ギャンブル依存症、アルコール依存症などが依存症としてよく知られていますが、日常生活に重大な支障をきたすほどの破壊力があります。
本人にその自覚がなく、周囲の家族も同様に「誘惑に勝てなかっただけ」「意志が弱い性格だから」「(賭博や飲酒で失敗するのは)自分だけではない」と正常性バイアスがはたらいて、行き詰るまで状況を放置しがちです。
しかし失業、離婚、病気、貧困、犯罪などの背景にこの各種の依存症があることも多いです。
依存症は一種の病気なので、治療が必要です。
治療よりは予防に努めることの方がはるかに重要です。
ギャンブル依存症に限って言えば、経済的にゆとりのない人や失うものがない人は一発逆転を狙って大きなリスクにチャレンジしがちです。
ちなみに経済的にゆとりのある人はリスクより安全を重視します。
家族、友人、仕事、信用、誇りなど「失いたくないもの」があることで踏みとどまれるのです。
今あるものを是非、大切にしてください。
そして「失いたくないもの」を見つけ、増やしてください。
「失いたくないもの」はお金で買えるものではありません。
大阪府市で、関西万博の跡地にカジノを含むIR建設が予定されています。
依存症への落とし穴は身近なところにあります!
今あるものを是非、大切にしてください。 ←重要なことなので繰り返し申し上げます!
ここからは余談ですがいしだも数十年前にマカオとラスベガスのカジノに行ったことがあります。
マカオは当時勤務していた旅行会社の研修視察コースにカジノが組み込まれており、数枚のチップが渡されました。
ルーレットのディーラーが小声で「黒の29」とささやいたので、試しにそこにチップを張りました。
結果は「赤の29」、ディーラーが大げさに残念そうに肩をすくめていました。
その時、ディーラーは狙った数字にボールを落とせるという噂は本当だったんだと思いました。(←実際はどうなんでしょうね?)
ラスベガスには3泊5日のツアーが信販会社の懸賞で当たったので行ってきました。
ホテル内のカジノでスロットマシンをやったら、10ドルの元手が30分後に15ドルになりました。
それよりカジノの勝敗よりも懸賞に当たったことの方がはるかに大きな幸運だったかも?
それでは皆さん、今あるものを是非、大切にしてください。(←重要なことなのでもう一度申し上げます!)