知らない人の方が絶対に多いマイナーな記念日に「法の日」というのがあります。
法務省のHPには下記のように説明されています。
「毎年10月1日の「法の日」は、最高裁判所、法務省及び日本弁護士連合会の共同の決議に基づき、国民の皆様に、法の役割や重要性について考えていただくきっかけとなるよう設けられたものです。「法の日」から一週間は「法の日週間」とされ、最高裁判所、法務省・最高検察庁及び日本弁護士連合会の共催により各地でイベントを行います。」
大阪地方裁判所でも「争いを円満解決 民事調停」というタイトルの模擬調停&パネルディスカッションが行われると言うので、いしだも見学に行ってきました。
数年前にも同じような模擬調停の見学があり、その時は谷町四丁目の家庭裁判所で行われました。
今回は西天満の地方裁判所です。
裁判所内はすべて撮影禁止ですが、このイベント会場だけはOKでした。
この日の模擬調停は、自転車同士の衝突事故が起きて修理費用の負担について双方が調停で話し合うというストーリーでした。
調停にしても裁判にしても、誰もがこういう制度を利用できるのは、日本が法治国家として法律と司法制度が整っているからこそなのですよね。
ただ利用する側も、制度を運用する側も、人間のやることですから必ずしも常に正しいとは限らない。
けれどやはり制度としての仕組みはなくてはならないものです。
一組一組の夫婦が、双方の主張をもって調停の場で話し合う。
せめて悔いの残らない話し合いができますように、といしだは祈らずにはおれません。
さてこの法の日のイベントですが、プログラムの終了後に取材に来ていた新聞社の記者からインタビューを受けました。
インタビューというよりアンケートに近い質問でしたけど。