「キ・セ・キ相談室に来るまでに、たくさんの人に相談しました」
と皆さんおっしゃいます。
特に男性は。
親友、仕事仲間、親戚縁者、知人に紹介された弁護士…etc.
結婚生活の悩みに、これまでに築いてきた人脈をフル稼働して向き合ってきたのですよね。
でも、思うようなアドバイスにたどり着けなくて、いしだを尋ねて来られるのです。
なぜだか分かりますか?
それは相談相手を、自分の人脈の中から選んでいたからです。
類は友を呼ぶという言葉があるように、親しい人は価値観や立場が共通していたりします。
信頼がおけて自分を理解してくれる味方という点ではとても頼もしいのですが「異なる視点」が欠けていたりします。
また関係が近いから互いに言えないこともあるでしょう。
ですから、いしだが
「あなたのその言動はこういう意味に受け取られますよ」
「相手の態度の背景にはこういう思いがあるのではないですか」
などとお伝えすると、まるで雷にでも打たれたかのようにハッとした表情をなさいます。
第三者の目で客観的に俯瞰するからこそ見えてくるものがあります。
異なる視点の存在に気づいてからが、いしだたかこのアドバイスの始まりです。
原因が分かれば今後の推測もできるし、対策も立てられます。
人の心は刻一刻と移ろいでいきます。
手遅れにならないうちに問題に対処していかれることをお勧めします。