夫婦関係が悪化したから「問題」が生じたのか、「問題」が生じたから夫婦関係が悪化したのか。
ニワトリが先か卵が先かというのは夫婦関係でも然り。
結婚を決めたときは、お互いこの人となら上手くやっていける!と思ったはずです。
しかしながら結婚はまとまっても、後々「問題」が起きそうなカップルがいます。
離婚理由のツートップは「性格や価値観の不一致」と「不倫」ですが、下記のケースはその離婚理由に直結する可能性をはらんでいます。
例えば夫婦で年齢差が大きすぎる場合
夫婦の生育環境(出身地、家庭背景、教育環境など)が大きく違っている場合
相手のルックスだけで結婚を決めしまった場合(男性に多いです!)
結婚時に片方が健常者で、もう片方に深刻な疾患や障害がある場合
片方が初婚で、片方が子連れ再婚
離婚歴がそれぞれ2回以上のカップル
上記がその一例で、生活していく上で抱えるものが多く、例えるなら喫水線ぎりぎりで船出をしたようなもの。
これらのカップルは一旦「問題」が生じると夫婦関係の悪化が一気に進みます。
それに対して周囲からの賛同を得たカップルは夫婦関係が冷めたり悪化したところに「問題」が発生するわけですが、「積み荷」を捨てて問題を解決できれば関係修復が実現し、問題が解決できなければ関係悪化と二極化します。
とはいうのものの好きになって結婚したのだもの、今さら「後々問題が起きそうなカップル」なんて言わないで欲しい!
とのお怒りの声もごもっともです。
じゃあどうすればいいのでしょう?
普段からマメに夫婦関係のメンテナンスを行っておくことで「問題」を未然に防止したり小さいうちに発見することができます。
パートナーがご機嫌でいるか、いつも通りの生活パターンを保てているかなどには常に気を配っておくべきです。
パソコンや自動車、電化製品だって、いきなり壊れてしまう前にエラーなどの不調が予兆としてあるはずです。
夫婦関係だって同じこと。
普段から優しく取り扱う、不具合(不機嫌)があれば原因を取り除いて調整すれば長持ちするのです。
「積み荷」が多く後々問題が起きそうなカップルはオーダーメイドの精密機器のようなもの、汎用タイプの機器と同じ扱いをしていいわけがありません。
不具合が生じる前に、定期的なメンテナンスで常にチューンアップしておきましょう。
妻に対してのメンテナンスは、ねぎらう・褒めるなどの優しい言葉かけ、おしゃれな外食に連れ出す、花束を買って帰るなどが良いでしょう。
夫に対してのメンテナンスは、にっこり微笑む、セックスの誘いに機嫌よく応じる、褒めるなどが良いでしょう。
何事も小事のうちにケアしておくことが大切です。