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  1. 日々の雑記帳
 

日々の雑記帳

いしだたかこの日々のつれづれや、メッセージを軽い読み物にしました。

2020/05/22
大阪、兵庫、京都はやっと緊急事態宣言が解除されましたね。
皆様、お疲れ様でした。
これでやっと少しずつ日常が戻ってきます。

それでも感染流行の第二波、第三波を心配する声が上がっていますから、まだ油断はしないようにしましょう。
ですから当分は当相談室でもマスクを着用しての応対とさせて頂きますので、ご了承願います。


2020/05/11
在宅勤務が長引いて、家族との関係がギクシャクして困るなんて声がチラホラ聞こえてきます。
家という閉鎖空間でパートナーと上手く距離を保つヒントはないかな、と探したら昔話の中にありました。

それは「鶴の恩返し」。
猟師が罠に掛かった鶴を助けたら、その鶴が女性に姿を変えて布を織って猟師に恩返しをする、アレです。
鶴は猟師の家で部屋にこもって布を織りますから、まさに今で言う在宅勤務です。

その鶴の言動にヒントがありました。
「布を織るので糸が欲しい」
「これから布を織るので、部屋の中を覗かないで欲しい」
「布が織れたから売ってきてほしい」

まず鶴は猟師に今からすることを伝えて、必要な道具を準備します。
そして猟師に具体的な協力方法を告知します。
最後に成果を見せます。

テレワークするにも家事をするにも「何をするからこうして欲しい」と言葉で伝え、最後にパートナーの協力によって得られた成果を報告・共有することで、連帯感につなげていくことができます。
それをもっと進化させれば合理的な役割分担ができそうですが、男女差が上下関係になり易い土壌を持つ日本では、そこまで求めるのは危険かもしれません。

止まない雨はないし、明けない夜もない。
いつか日常が戻って来たときには、夫婦がコロナ禍というピンチを乗り越えた同志としてより良い関係になっていることを望みます。

2020/05/06
感染拡大の予防にむけた緊急事態宣言の期間が延長されました。

最初に発出された都道府県では1か月が経つので、緊張感の維持が難しくなってきています。
外出自粛や経済活動の停滞は社会と人の心のダメージを与えます。
一刻も早い収束に向けて緩みがちな気を引き締めなきゃ、とは思うものの言うは易く行うは難しです。

自宅で家族と過ごす時間が長くなったことから、パートナーとの関係に変化が生じることも起きるようになります。
常にフラストレーションと隣り合わせという現状では、些細な事柄がきっかけとなって夫婦喧嘩に発展しがちです。

仕事や外出などで「顔を合わせない時間」があれば怒りもクールダウンするのですが、24時間一緒にいると気持ちを切り替えるタイミングが計れません。
無言でそっぽを向くというのも、誤解を生むことになります。
そんな時は「これから私は空気になります」宣言をしてみてはいかがでしょうか。
空気ですから何もしない、何も聞こえない、呼ばれても返事もしません。
一定時間が経ったら「空気から人間に戻りました」宣言をすることをお忘れなく。

その一方で、パートナーの良い面や存在価値を再発見して関係がより良くなるケースもあるようです。
そんな知らせを耳にすると、ほっとします。
何を見るかによって、その人の世界は異なったものになります。



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