離婚を考える際に直面する大きな問題の一つに、子供にどう伝えるか、どう接するか、ということがあげられると思います。
夫婦は家族の最小単位、夫婦の仲が壊れてしまっては、家族として機能しなくなってしまいます。
たとえ子供でも親の結婚生活に口出しはできません。
ただ親の出した結論を受け入れるだけです。
子供のために結婚生活をガマンして続ける人・・・・
子供のために離婚を選ぶ人・・・・
どちらが正しくて、どちらが間違っているとは言えません。
親が結婚の継続あるいは離婚を選んだのならば、自信を持ってその後の生活をスタートさせて欲しいと思います。
口でなんと言おうとも、子供は「お母さん」が大好きなのです。
そのお母さんを苦しめるのが「お父さん」なら、子供はお父さんに抵抗します。
その抵抗の矛先として、しっかりしないお母さんを攻めることもあります。
逆にお母さんがお父さんを苦しめているのなら、尊敬できないお母さんを嫌悪します。
苦しんでいるお父さんに同情はするものの、お母さんに対する絶対的な愛情というよりは、冷静で客観的な視点でお父さんを見ています。
離婚後、子供を母親が引き取ることが多いのですが、母親は自分の選択に自信を持ち、「幸せになってやる!」と自分に誓って下さい。
子供は親の自信を支えに「両親の離婚」という事実を乗り越えていけるのです。