当サイトへのご訪問ありがとうございます。
1万数千人以上のご相談に応じてきたカウンセラーいしだたかこが運営する相談室です。
場所は交通の便の良い大阪の中心地・北浜。
プライバシーに配慮した予約制・個室型のカウンセリングルームでお待ちしております。
電話受付 09:30〜19:30
〒541-0045 大阪市中央区道修町2丁目1-10
T・M・B道修町ビル3階
  1. 日々の雑記帳
  2. 書物は知のタイムカプセル、温故知新とはまさに。
 

書物は知のタイムカプセル、温故知新とはまさに。

図書館員から「かなり古い本ですので、汚れなどの不具合があるかもしれません」と注意を受けて借りた本です。
昭和37年(1962年)初版発行の『生命の實相』。

著者は谷口雅治という方で、とある宗教法人の聖典とされていたものだそうです。
哲学的かつ自己啓発的な内容の本で、当時からベストセラーだったようです。
ソフトカバーで布張りですが、色あせていて元の色は不明です。

教義としての内容はともかく、いしだたかこは文章表現に魅力を感じました。

「である。」調のストイックな文体にも関わらず、明快でリズミカルな文章が心地よいのです。
文章からはこの時代を感じさせる雰囲気がにじみ出ており、文体の古さが却って格調高く思えて新鮮に感じます。
作文テクニックはマネしたいものです。

旧仮名遣いで執筆された昭和初期の本などは読みづらいのですが、もしかしたら数十年後には、この本も古文書のように読むのにコツがいるようになってしまうのかしら。
そうならないためにも、読めるうちに古い本を読んでおくのは貴重なことかもしれません。

書物は知識のタイムカプセルで、まさに温故知新の最たるものです。

 ↑ 貸し出し記録を見ると、昭和時代の日付けは元号ですが、平成から西暦表記になっています。

また聞きですが、図書館の本は借りる人がいなくなって一定期間が経つと処分されるとか。
読み継がれていくということは、とても大切なことなのですね。
  • 結婚生活での迷いや不安は、カウンセリングで問題点を整理することで為すべき事がはっきりします。
  • 早まった選択を下す前にお気軽にお問合せ下さい。
お問い合わせ