さてさて12月も中旬に入り、師走の色がどんどん濃くなって来ている今日このごろです。
タイトルにもあるように、同じ離婚のご相談でも、11月末から12月にかけてはちょっと内容が特別なように感じます。
この時期のご相談は深刻度がグッと増していて、キ・セ・キ相談室に来る前にすでに弁護士さんに依頼していらっしゃったり、家庭裁判所での調停の手続きに入っている方も多いです。
これは何かの法則でもあるのか?と一考してみたところ、思い当たるものが二つありました。
一つ目は年末年始の計画を立てる時期であるということ。
クリスマスや年末年始の帰省や旅行など家族単位で行動することが多くなるので、夫婦仲が良好でない場合はそれらのプランは楽しみではなく、気を滅入らせるものになります。
二つ目は会社員が年末調整のために勤務先に提出する「扶養控除申告書」の存在。
夫婦関係の悪化に見て見ぬフリをしてきても、この書類を記入しようとすると
「もしかして来年もこの生活?」
「別居してるから配偶者の収入知らないよ、どうしよう」
などど心がざわついてXデー(離婚の時期)を意識するきっかけになります。
このように、この時期は夫婦や家族のあり方を直視する機会が多くなるというのも離婚相談が深刻化しやすい原因ではないでしょうか。
それと冬至に向かう時期なので日照時間の乏しさから、精神的にネガティブモードに陥りやすいというのも遠因かもしれません。
そんなことを思いながら、今日もカウンセラーいしだたかこは大阪・北浜の街で皆様のご相談に応じております。