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夫婦別姓を巡る最高裁の判決を思う

明治時代に作られた民法のうち、「家族」「結婚」に関する二つの大きな版権つが先日下されましたね。
専門的なことはさておいて、いしだの考えを述べておきたいと思います。

まず、離婚後300日間、女性の再婚を禁じる法律については、これは「違憲」と認められるのに時間がかかりすぎ。
離婚後に生まれた子どもの父親を確定するのが目的であったとしても、科学や医学が発達した現在では300日は必要ないでしょう。
しかも、元アイドル男性と元女性のカップルの結婚中に生まれた子どもが「夫の実子ではない」という判断が下されたように、結婚の事実と親子関係の事実が異なることがあるのに、「女性の再婚禁止」は意味がないでしょう。
100日に短縮されたことはまずまずの成果ですね。
少なくとも、前夫の子にしたくないための生じている「無戸籍」の子どもが少なくなるのは良いことです。

そして「夫婦別姓」。
確かに憲法には違反していないでしょうが・・・・。
すべての夫婦を別姓にするのではないので、選択的夫婦別姓にはいしだは賛成です。

それに「旧姓を通称名として使用する」とうことが一般的になってしまうと、通称名が戸籍名と異なる人がたくさん出てきて、却って社会に混乱をきたしませんか?
いしだだったら、通称名と戸籍名の違いを悪用しますよ〜。
通称名で借金しまくって踏み倒しますよ〜。
結婚詐欺も働くかもしれませんよ〜。
いいんですか、それで。

結婚・離婚を繰り返す人にとっての「夫婦同姓」は、そのたびにイチイチ姓が変わったり、きょうだいで姓が異なる人も出て来るでしょうし、姓が変わることでプライベートなことを公にしてしまうことになります。これ、イヤですよね。
そもそも「家族の一体感」は姓が一緒というだけで成り立つものでもないでしょうに。

女性議員も明治時代に比べたら増えていますので、今後国会でどのように法整備がなされていくのか見守る必要がありますね。
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