結婚している人ならば、一度は離婚を考えたことがあると思います。
特に夫婦喧嘩のあとなどは、本気ではないにしても離婚届を持っていることで気が治まることもあるでしょう。
さて、一体どれくらいの人が実際に離婚届を持っているのでしょうか。
巷のアンケートによると、
7%の人が離婚届を隠し持っている
66%の人が持っていない
という結果が出ています。
約7割の人は持っていないので、一安心です。
でも7%の人は持っている・・・・・。
この数字を大きいと見るか、小さいと見るか。
消費税率よりは少ないですけど。
人は無意識のうちに自分の行動を未来に向けて誘導してしまいます。
たとえば、いつも失敗を恐れてばかいりる人は、失敗している自分はイメージできているけれど、成功している姿が浮かばない。
その人の脳内では、自分が成功していることがありえないことなので、成功への対処法が分からない。
でも失敗のイメージトレーニングはバッチリできているので、失敗は難なく引き寄せることができる。
その結果、いつも失敗を恐れている人は、いつも失敗をすることになる。
離婚届もしかり。
本当に離婚したいのであれば別ですが、「離婚届をなんとなく持っておこう」とういうのは、気休めよりももっとタチが悪いのです。
意識や行動が、「離婚」に引っ張られます。
関係修復や改善へのエネルギーがそがれます。
選択肢が多いのは安心材料かもしれませんが、敢えて選択肢を切り捨てて腹をくくることで開ける人生もあるのです。
でも本当に離婚したい人にとっては、常に離婚届を用意しておくことによって、ベストなタイミングを逃さずに済むかもしれません。
とはいうものの、離婚届なんて役所に行けばいつでも手に入るモノです。
あわてて用意する必要なんてまったくありません。
あなたが7%の部類に入っているのであれば、さっそく破り捨てて下さいね。