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夫原病、すれ違い夫婦に蔓延する病気

夫婦に蔓延する病気は感染症だけではありません。
夫原病(ふげんびょう)という、静かに進行する病気があります。
これは夫が原因で妻に動悸や息切れ肩こりなどの身体症状が表れることを指し、大阪の石倉教授によって名づけられた病名です。

【妻の主な症状】
・とくに夫が家にいる週末は頭痛がする。平日もイライラするのは夕方からである。
・夫に突然怒鳴られたことが引き金になり、動悸がしたり唾液が飲みこみにくくなる
・めまいに悩んでいたが、夫が長期出張に出たとたんに治った
・夫の身勝手な発言を聞くと、顔がのぼせたり、ほてりが起こる
・肩こりや倦怠感、不眠症の症状がある

更年期障害と似た症状ですが、大きな違い(特徴)としては、夫が出張などで不在のときには症状が出ない(軽くなる)など、夫の言動によってその症状が重くなることです。

【原因】
妻の状況や考えを理解せずに、夫が一方的に考え方を押し付けてくることにより、日々の生活の中で妻に小さな不満や不平が溜まり、それがストレスとなって自律神経にダメージを与えてしまうようです。
夫に強く意見を言えない専業主婦や、真面目で頑固な夫を持つ妻、争いごとを望まず波風を立てたくないと考える妻がかかりやすいようです。

【夫原病を引き起こす夫の言動チェック】
□家事の手伝いや子育てを自慢し、近所や人前で愛想がよい
□仕事も家庭でも真面目できちょうめん
□妻や子供を養ってきた、と自負している
□妻のお出かけや買い物に一緒に行きたがる
□妻の病気や体調を異常に心配する
□何も言わなくても自分の気持ちは伝わっている、と思う
□正義感、責任感が強く、完璧主義
□妻が何かしてくれた時「ありがとう」といったことがほとんどない
□夫婦の記念日(結婚記念日・誕生日等)を覚えていない
□妻の外見の変化に気がつかない

 ■ 3〜5つ当てはまる人・・・夫原病予備軍
 ■ 6つ以上・・すでにかかっている可能性あり
(上記チェックリストは「これであなたも医の達人」サイトhttp://tatujin.net/column12.htmlより引用させていただきました)

上記のチェックリスト以外にも、夫婦ごとにたくさんのポイントがあると思います。
この病気の難しいところは、夫に悪気がないどころか、かえってよき夫であろうとしているケースが多い点にあります。
それがわかるからこそ、妻もつい我慢して受け入れてしまうのでしょう。
でも不満に思うべきところは、しっかり会話で相手に伝える努力は必要です。
また夫も先走ってサービスするより「必要なときにはいつでも頼んで欲しい」と妻に伝え、そして妻が何かを頼んできたら、“気持ちよく”応えてあげて下さい。




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