離婚に際しては必ずしも弁護士さんに依頼する必要はありません。
しかし、双方の主張が食い違ったり、法的な権利を侵害されているおそれがある場合は、やはり専門家を頼ることになるでしょう。
弁護士さんへの相談というと、敷居が高くてためらう方も多いと思います。
費用がよくわからないこともその原因になっています。
まず大きく分けて、①相談料と②着手金、③成功報酬に分けられます。
①相談料
相談料は、時間性を採用しているケースが多く、30分¥5,000.(税抜き)からが一般的です。
30分で全ての問題を解決させるのは無理なので、ポイントを絞るための相談が効果的でしょう。
弁護士を依頼するつもりの人は、ここで頼れる弁護士さんかどうかのチェックも怠りなく。
②着手金
相談後に、そのまま弁護士に依頼することになれば、今度は着手金を払います。
着手金の一般的な金額は30万円(税抜き)くらいです。
③成功報酬
慰謝料請求など、相手から金銭を得る目的の場合は、その金額の数%を成功報酬として弁護士に支払います。
成功報酬が何%かは、弁護士、案件にもよって異なるので、事前の確認が必要です。
その他、別途必要になる費用があるのかどうかも、依頼前にしっかり確認しておかなければなりません。
弁護士協会などで定められた標準報酬を採用している弁護士ならば、ひとまず安心でしょう。
もし費用についてしっかりした説明が得られない、または予算が合わなければ、依頼を再検討してください。
弁護士も人間ですから、依頼者との相性があります。弁護士の得意分野もあります。
どちらにとっても一番よくないのは、依頼した後で弁護士を変えることです。
費用や時間を無駄にしてしまうばかりでなく、今後の行方に影響を与えることもありますので、弁護士選びは慎重におこないましょう。
弁護士への相談前のポイント整理や、法律事務所への同行など、いしだたかこの愛の離婚相談では不安を和らげる、きめこまかいサポートをしております。